34日目 いつものラーメン屋さんでいつもと違う席に座ってみたらいろいろ気づいた
いつもと違う席に座ると景色が違うというあたりまえのこと
支那そば月やが好き
「支那そば月や」というラーメン屋さんがあって、そこのラーメンが地味に好きです。なんかこう、じんわりおいしくて、つい何度も食べに来てしまう。あっさりした醤油味のスープとつるつるの太麺がおいしいのです。
いつも支那そばを食べています。
いつもと違う席に座る
いつもは厨房の見える真ん中の席に座るのですが、今日はなんとなく、端っこの席に座ってみました。
厨房の見える席に座っているときは「今、麺茹でてるなー」とか「あれは私のラーメンかなー、あ、違うっぽいな」とかワクワクしながら待っているのですが、今日は壁に面した席だったので、スマホをチェックしていました。
そしたら、突然ラーメンが来たんですよ。「うわ、早い」とか思って、厨房に背を向けていたせいか、ラーメンを食べる心の準備ができてなくて。不思議といつもより少しだけ、味が落ちて感じられました。
「うどん」という文字を眺めながらラーメンを食べる席。
私のために食事を作ってくれる人
無意識にずっと「お店の人が私のためのラーメンを作ってくれている」という行為を嬉しく感じていたのだな、と気づきました。厨房が視界に入ることによって、じわじわとラーメンを食べたい気持ちが高まっていたようです。
考えてみたら主婦って「だれかが自分のためのご飯を作ってくれている」という状況で、食事を心待ちにすることってほとんどないんですよね。まあ、あるご家庭もあるのかもですが、少なくともうちではほとんどない。
壁際の席に座らないと、このまま気づかなかったかもなあと思いました。でも、これからはまた厨房の見える席に座って、ラーメンを楽しみに待ちたいと思います。